空港から市内までがすでに大変だった話【キューバ】


キューバで、ホセ・マルティ空港についてから、いかにしてハバナ市内に移動するか。

「地球の歩き方」等で調べた感じだと、基本はタクシーで25CUC(25米ドル相当)支払ってハバナ市内へ行くみたい。

んで、到着待ちしてるタクシーじゃなくて、出発階でちょうど人を下したタクシーを捕まえれば15CUCで乗れたりするそうな。

キューバ帰りの人の情報によると、どうしても節約したかったら、空港から2キロくらい歩いたバス停から市内行きのバスに乗れて、0.4人民ペソ(1CUC=24人民ペソだから、0.016米ドル相当!)で市内へ行けてしまうらしい。

メキシコのカンクンからキューバ行の飛行機では、カンクンの宿から一緒だった元慶応ボーイのイケメン・ショウ君と、パレンケで知り合ってたまたまカンクンの空港で再開した変態中国人マリオと、彼とたまたま一緒だった中国人のオジサマの3人と一緒だった。

4人だから15CUCのタクシー捕まえればまぁまぁ安く行けるからいいかなぁとか思ってた私。

でも貧乏旅行を徹底していたマリオにバスで行けば激安らしいという情報を与えたのが間違いで、彼は断固としてタクシーを拒否した。

結果、のっけからタクシーしか考えていなかった中国人のオジサマは早々と去っていき、ショウ君と私が巻き込まれる形となって、市内行きのバス停を探すことに。

でも、そのバスっていうのは観光客用ではなく、あくまでもキューバ人用。

「観光客なんだからちゃんとお金払ってタクシー乗ってよね」というスタンスの空港職員は、誰に聞いても「バス停なんてない」の一点張り。

(まぁ、空港から2キロも歩いたとこにあるんだから、空港にバス停が無いというのは正しいのか)

「仕方ない、とりあえず歩くか」という判断で、方向すらも分からずにとにかく車が向かう方向に歩き始める。

歩けども歩けども、バス停になんてない。というか、道以外、何もない。

「んもーこんな中国人ほっといて、勝手にタクシーで行くんだった!」

と思い始めたころ、おもむろにヒッチハイクを始めた中国人。

と、止まった一台の車と、「3人で15ペソでいいよ」という、キューバ人の兄ちゃん。

え、15ペソ!?ひとり5ペソってめっちゃ安くない!?と、大喜びで車に乗り込む。

車もね、いかにもキューバって感じのね、古いアメ車だったりして、そしていかにもキューバって感じのね、ノリノリの音楽がかかってて、そして兄ちゃんもね、いかにもキューバ人!って感じでノリノリでね、

あぁ、これがキューバか!楽しいな!タクシーなんか乗らなくてよかったね!なーんてね。

ところが、車が市内に到着し、3人で15人民ペソを出し合って、兄ちゃんに渡したところ。

兄ちゃん「NO!!!!」からの、いっきに不穏な雰囲気。

兄ちゃん、私たちが15CUCを支払うべきだと主張。いやでも、実際「ペソ」ってゆったよ!?って食い下がる私たち(というか、主に中国人)。

どうやら、兄ちゃんは私たちをだますつもりで「ペソ」ってゆったわけじゃなく、観光客用のCUCもキューバ人用のCUPもどちらも「ペソ」と呼んだりするらしい。

だから状況に合わせて使い分けていて、観光客である私たちに対して「ペソ」という場合には、「ペソ・クバーノ(人民ペソ)」とかはっきり言わない限りCUCのことを指してるわけです。

それを察した私は、「仕方ない、15CUC払うか」と思ったわけだけど、それを察したのか察してないのかこの中国人。

人民ペソだと思ったから乗ったわけでCUCは支払えない、CUCは一切持っていないとか主張を始め、なんと兄ちゃんに「もういい、ただでいい!お金いらない!」と言わせたのでした。

(実際、空港で最低限の両替しかせず、しかもそのすべてをCUCから人民ペソに両替してしまってた彼は、CUCを一切持っていなかった)

こんなことしたら、観光客から得るCUCの価値がものすごく高いこのキューバでは、キューバ人に完全に嫌われると思いきや。

なんかこの中国人、並外れた人懐っこさと、どこか憎めない図々しさを兼ね備えているのですよ。

なので、もめにもめた後も、何か吹っ切れた様子のキューバ人兄ちゃん、こんなthumbs upを見せてくれました★

というわけで、無理やりなヒッチハイクから、私のキューバ旅がスタート。

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